☆ 受講者のお声をご紹介します(グリゴリー・バリノフ先生クラス)♪
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局 藤井です。
本日は、メゾンのクラスをコンスタントに受講されいる方からいただいた、クラスのご感想をご紹介させていただきます☆
対象のクラスはグリゴリー・バリノフ先生のレッスンで、毎週金曜日の夕方18:40-20:10「基礎」クラス、および20:10-21:40「中級」クラスが開催されています。
金曜日の夜にレッスンにいらっしゃれない方にとっては、「ロシア人の先生がいらっしゃるのは知っているけど、どんな先生なんだろう?」と思われるかもしれませんね!
グリゴリー・バリノフ先生(通称‘グリーシャ’先生)はラトビアご出身で、ロシアでバレエを学び、来日後2001年~2011年までの11シーズンにわたり、新国立劇場バレエ団で活躍されました。
大人で趣味でバレエを学ぶ方にも例外なく、「基本」をしっかりやることを求めるグリーシャ先生のクラス。大人の方が陥りやすいポイントや、上達のために一番大切にするべき部分について熟知されていて、よくその重要性を熱く語っていらっしゃいます。
そんなグリーシャ先生のクラスを毎週受講されているM.K.様より、先生のクラスについてご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきますね!
「グリーシャ先生の基礎クラスは、全身をリラックスさせる準備運動から始まります。
下半身(ハムストリング→ふくらはぎ→アキレス腱→足裏)、上半身(尾骨→背骨→頸椎)の順にストレッチしながら、不要な力を抜くのがルーティン。
バー・レッスンが始まると、肩甲骨を意識的に大きく動かすようにアームスを使って、さらに上半身の力を抜くようにしながらプリエ、タンジュと進んでいきます。
「息、息!」、「息を吐いて~」
分かっちゃいるけど、気が付くと息をしていない!なんてことは良くありますよね。
ある時、先生に呼吸の極意を聞いてみたのですが、なんと、背中で息をしているそうです。吸った息は背中に入れて、吐く息は丹田に流すとのこと。レッスンで急にやるのは難しいので、歩いている時とか、電車に乗っている時に練習するのが良いそうです。
そして、基礎クラスのバーは、ずっと鏡向きで行います。右が終わったら、逆サイドに移動して左へ。常に自分の体を鏡で確認して、正しいポジションを探すのですが、これが案外難しいー。頭で順番を考え、耳で音楽を聴いて、目で身体を見て、いくつものことを同時にしなければいけないので、最初のうちは「集中できないよ!」と思ってました。
ところが、いつの頃からか「左右の骨盤ズレてる?」「力が入りすぎてるなー」と鏡を見れるようになって、なんでだろう?と思ったら、レッスン曲が毎回変わらないのです(驚)。飽きるかと思いきや、逆に知っている曲なので自分の体に集中しやすいのだと思います。ロンドゥ・ジャンブに至る頃には全身の力が抜け始めて、なんとなく優雅に踊ってるような感覚に♪
全身ほぐれたところで、センターレッスンへ!
呼吸をしながら、しなやかに大きく上半身を使うポール・ド・ブラから始まり、シンプルなパの組み合わせを繰り返すことで、「魅せる」ことに意識を向けるよう訓練します。同じ組み合わせを毎週反復することで、最初は順番を覚えることに精一杯だったアレグロも、鏡を見て、音楽に合わせる余裕が出てきました。
もちろん、正しい身体の使い方もビシッと指導!
「膝の外側にある筋肉を使えるようになると、タンジュが正しくなるよ」←鎌足にならない。
「ルルヴェでもアチチュードでも、息を吐いて、足の二番目の指でバランス取るよ」
息をスーッと吐いて、足の人差し指あたりに力を入れると、あら不思議!バランスが取れちゃう。さらに、先生が手を持っただけで、「!?」ピタッと安定。しかも、思っている以上に前重心。
すべてのレッスンが終わる頃には、体がすごく軽くなって、一曲踊ったような気持ちに♪♪
大人からバレエを始めて、最初はバレエシューズが履けるだけで嬉しかったのに、続ければ続けるほど、「新しい動きを覚えたい!」「もっと上達したい!」という気持ちが強くなり、できないことにモヤモヤしたりウツウツしたり、時には焦ったり不安になったり。
それでも、「大人でも、身体で覚えることができるんだ」と、少し勇気が持てるようになりました。
毎日の積み重ねを大切にして、これからはヴァリエーションやパ・ド・ドゥにも挑戦してみたいと思っています!」
M.K.様、素敵なご感想を有難うございました☆
やればやるほど身体から余計なチカラが抜けて楽に踊れるようになるレッスンなんて、興味ありますよね!!!
グリーシャ先生のクラスは、通常の金曜日のクラスのほか、11/3(金・祝)にも特別クラスを予定しております(詳細はリンク先をご覧ください)!
皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げております。
MBMA事務局(スタジオWebサイト:https://mbma.jp/)