☆ 男性パートナーのサポートを受けて踊る「パ・ド・ドゥ」に挑戦してみませんか?
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局 藤井です。
昨今は大人の方にも様々な舞台の機会が提供されるようになりましたね。
お教室の発表会はもちろんですが、一般公募のコンサート形式や、コンテスト?コンクール?のような順位や講評の付くものまであります。バレエを学ばれている皆さんは、どんな形で日頃の成果を発表してみたいと思いますか?または実際にされていますか?
作品を選び、振付はもちろん、役柄特有の形、動線、間の取り方や呼吸、衣裳合わせやトウシューズの調整、メイクのこと…etc.etc…
舞台に立つことを決めてから本番までには色々なハードルがありますが、楽しさや充実感もひとしおです!
そのようななか、最近特に目立ってきたなと思うのが、男性パートナーとアダジオやグランを踊る、「パ・ド・ドゥ」での参加です。
経験の浅い頃は、夢のまた夢、と思ってしまう「パ・ド・ドゥ」ですね。確かに、本来であれば主役や準主役の踊りであることがほとんどですから、高い技術力を要するものには違いありません。
が、本番で良いことも結構あります。それは、「1人で出るよりも心強い」ことと、「男性に踊りを助けてもらうことができる」こと。
ソロで舞台に出た経験のある方であれば、あの、光の中に飛び出ていく直前の孤独感や緊張感から逃げ出したくなったりしたこともあるはず。自分一人の踊りですから誰にも頼れません。
そんな中ふと隣から、その後の順番待ちをしている「パ・ド・ドゥ」のカップルの会話が。
「出て行ったらまず〇本目の線のところでポーズを取り、その時一度フっと息を吐いて気持ちを落ち着けて」とか、「リハーサルの時に言ったここの部分だけ気を付けてくれれば、あとは支えるから」とか。なんてなんて、頼もしいんでしょう!(羨望。)
だからと言って、舞台で一人で踊ることよりも「パ・ド・ドゥ」を踊ることの方が楽、では決してなく、いくら男性がプロだからといって、おんぶに抱っこでは男性が壊れてしまいます。
やはり、「パ・ド・ドゥ」を踊ろうと思うなら、いきなりリハーサルで練習にかかるのでなく、きちんとしたパートナーリングを学んで備えなければなりません。
メゾンには、月に一度、「パ・ド・ドゥ」に挑戦する「アダジオクラス」があります。このクラスをレギュラーで担当してくださっている保坂アントン慶先生は、口癖のように、「パ・ド・ドゥは‘補助輪付き’ですから、自分で何とかしようと思うあまりに力を入れすぎなくても大丈夫。男性を信じてください。」とおっしゃいます。その上で、「こういう頼り方をしてしまうと男性は支え切れない」「ちょっと違和感あるかもしれないけど、ここに重心を置くのが良い」「こういうタイミングで来てくれるのがベスト」など、細かいアドバイスを沢山下さいます。
参加されている方は、最初こそ恐る恐るだったとしても繰り返すうちに慣れてきて、先生の意図も汲めるようになり、重心やタイミングのコツもつかんでこられているようです。
しかも、アントン先生の明るいお人柄と、アシスタントで入られている中島哲也先生のこころ配りあふれるサポートで、クラスはいつも笑いでいっぱい!「難しいけど楽しかった~」と明るく終われる、とても素敵な雰囲気なのです。
開催は月に一度、土曜日の18:10-19:40(90分間ありますが、バー・レッスンなどは含みませんので、できるだけ16:30-18:00の「初級」クラス(担当:保坂アントン慶先生)を受けていただくようお願いしています。)。
今月の開催は明日、1/25になります。こちらのクラスは定員制で、現時点で半数以上のご予約をいただいていますが、まだ数名お入りいただけますので、ご興味ある方は是非参加されてください♪
その後の予定については、Webサイトのこちらのページにて、随時お知らせしております。
また、今週末、日曜日のクラスについてですが、毎週13:45-15:15の「ストレッチ&入門」クラス、15:15-16:45の「基礎初級」クラス、及び16:45-17:15の「ショートポアント30」クラスをご担当いただいていました岡本麻由先生(牧阿佐美バレヱ団)が、ご事情により、今月いっぱいでレギュラーのご担当を外れられることになり、明後日1/26がラストとなります。
麻由先生には、2018年及び2019年の二度のスタジオパフォーマンスにおいても、「群舞」作品を塩澤奈々先生とともにご指導いただきました。ただでさえ難しいコール・ド・バレエを、20名超という多数の参加者に大変丁寧に指導くださり、思い出に残る作品に仕上げていただきました。レギュラーを離れられるのは大変残念ですが、今後もバレヱ団の舞台で、または他の教えの機会で、キラキラと輝いていただきたいですね!
そして、麻由先生の後任として、同じく牧阿佐美バレヱ団の田切眞純美先生をお迎えいたします!!!
眞純美先生にはこれまでも、代講として何度も来ていただいていますので、その的確でキビキビしたご指導とフランクなお人柄に魅了されている生徒さんもいらっしゃることと思います☆
もちろん、これまでと変わらず、塩澤奈々先生にも交替でご指導いただきます。
これからの日曜日クラスにも乞うご期待!
週末のご来館も、心よりお待ち申し上げております☆
MBMA事務局
(Webサイト)