☆ 6/13(土)および6/14(日) 牧阿佐美バレヱ団6月公演「リーズの結婚」のご案内♪
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局です。
本日は、14時半頃に埼玉県北部を震源とするやや大きな地震がありましたが、皆様ご無事でしたでしょうか?数日前にも奄美地方でも震度5弱の地震が発生しましたし、箱根山を始めとする火山活動なども報じられていますので、備えあれば憂いなしかと思います。
万が一メゾンでのレッスン中に震災などが起きて身動きが取れなくなってしまった場合ですが、一通りの飲料水と食料の備蓄、簡易ブランケットやラジオ付懐中電灯など最低限のものは備えてあります。何事も起きず、起きてもできるだけ早く帰宅できるのが望ましいことに変わりはありませんが、もしもメゾンに留まることが最良の選択である場合でもそのような準備がありますので、どうぞご安心ください!
さて、前回のブログ記事(http://mbma.hateblo.jp/entry/2015/05/22/230437)では、来たる5/30(土)および5/31(日)の「Unforgettable Evening」について紹介させていただきました。興味深い3演目による構成の舞台、お楽しみいただければと存じます。
本日は、その2週間後に予定されております「リーズの結婚」についてご案内いたします。5月公演からわずか2週間で次の本番ということで、キャスティングされているダンサーの方々もリハーサルが目まぐるしいことでしょう!
「リーズの結婚」は、1789年にフランスで発表されたバレエ作品「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(La Fille mal gardée)の邦題で、「ジゼル」と並ぶ最古のバレエ作品とされています。白鳥の湖よりも実に100年以上前に作られたとは驚きですよね。コメディタッチの、とても明るい雰囲気の作品で、現在上演されているもののなかではフレデリック・アシュトン版が有名です。
全世界で演じられていますが、実は日本では、牧阿佐美バレヱ団でしか観ることができません。
舞台はフランスの田舎。農家を営む未亡人のシモーヌは、一人娘のリーズを大切に育てています。
リーズにはコーラスという農夫の恋人がいて結婚を夢見ていますが、シモーヌはリーズを、裕福な農場主トーマスの息子、アランに嫁がせたいと考えているため、二人の仲をたびたび邪魔します。
一方のアランは、何かやらかしては皆をあきれさせる、ちょっと気弱な性格。リーズは人の良いアランをからかいながら、人々の助けを借りてコーラスとの愛を深めていき、最後には母シモーヌに結婚を認めさせてしまいます。
のどかな田園地方を舞台としたハッピーなストーリーには、めんどり、おんどりのダンスや木靴の踊り、リボンを使った華麗なパ・ド・ドゥなど、見どころが凝縮されています。
息子との結婚を破談にされカンカンに怒った父トーマスに無理やり手を引かれて帰ってしまったアランは、終盤、リーズとコーラスの結婚の祝福のために人がいなくなったリーズの家にそっと戻ってきます。リーズを探しに来たのかと思いきや、部屋の隅に忘れてきたお気に入りの赤い傘を見つけると、それを嬉しそうに手に持って帰っていく。なんとなく切ないような、ホッコリするアランの人柄も魅力のひとつですね!
今回の主要キャストは、下記のように公表されています。
6月13日(土)17:00 |
6月14日(日)15:00 |
|
リーズ |
青山 季可 |
中川 郁 |
コーラス |
清瀧 千晴 |
菊地 研 |
アラン |
細野 生 |
細野 生 |
14日のリーズ役、中川郁さんは今回初めて主役に抜擢されました!13日の青山季可さんは毎回安定した踊りを見せて下さいますが、中川さんのフレッシュな演技にも期待大ですね♪ クラシック音楽情報誌『ぶらあぼ+Danza inside』6月号でのインタビューにて、主役に挑む抱負を語っていらっしゃいます。
http://ebravo.jp/digitalmagazine/bravo/201506/#page=200
また、コーラス役の清瀧千晴さんと菊地研さんは、カンパニーを背負って立つ看板ダンスール・ノーブルですが、実はメゾンではこの秋、それぞれを講師にお招きしての特別クラスを予定しております。詳細未定ですが、できるだけ早く公表させていただきますので、どうぞ注目なさっていてくださいね!
そして、忘れてはならないのが母シモーヌ。アシュトン版では伝統的に男性によって演じられますが、牧阿佐美バレヱ団では、メゾンのパ・ド・ドゥ入門クラスでもおなじみの保坂アントン慶先生の十八番です!有名な木靴の踊りの巧妙なステップや、ベテランならではの演技力に是非ご注目いただきたいと思います。
牧阿佐美バレヱ団の現役団員によって日替わりでアップされているブログ「Asami Maki Ballet Hotline」でも、日々のリハーサルの様子が伝えられていますが、やはり5/30(土)および5/31(日)上演の「Unforgettable Evening」と、この「リーズの結婚」同時進行での記事が多いようですね。以下、いつものことながらちょっとお写真をお借りして、ご紹介させていただきます。
5/15の菅井雅子さんの記事(http://www.lightacorner.com/ambt/2015/05/post-1061.php)より
めんどりとおんどりの軽快でコミカルなダンスは笑いを誘うシーンですが、ニワトリらしく動くのはとても大変そうです!
5/16の日髙 有梨さんの記事(http://www.lightacorner.com/ambt/2015/05/post-1062.php)より
リーズのリハーサル写真をお借りしました(高~いアラベスクがとても美しいですね!)が、日高さんご自身は、5/31(日)のUnforgettable Eveningの「ライモンダ3幕」にて主役を演じられます。明るさ、華やかさ、荘厳さ、そしてアレグロの技巧と魅力いっぱいのグラン・パ・クラシックはとても素敵ですよね。ご本人も気合たっぷりなご様子が、記事から伝わって参ります!!
5/23の中川郁さんの記事(http://www.lightacorner.com/ambt/2015/05/post-1069.php)より
このグラン・ジャンプの高さと美しい形!飛ばされまくりのボレロでのご活躍ともども、本当に楽しみですね。
大変盛りだくさんな内容の記事になりましたが、最後に、公演の概要をお伝えいたします。
タイトル |
リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~(全幕) |
日 時 |
2015年 |
会 場 |
ゆうぽうとホール (五反田) |
指 揮 |
デヴィッド・ガルフォース |
演 奏 |
東京ニューシティ管弦楽団 |
総監督 |
三谷恭三 |
演出・振付 |
サー・フレデリック・アシュトン |
原 作 |
ジャン・ドーベルヴァル |
作 曲 |
フェルディナン・エロール |
編 曲 |
ジョン・ランチベリー |
料 金 |
S席 10,800円 A席 8,600円 B席 6,400円 C席 4,300円 |
主 催 |
公益財団法人 橘秋子記念財団 |
後 援 |
一般社団法人日本バレエ団連盟 |
メゾンでもすべての席種、チケットをお取扱いしており、ご優待価格で手配させていただくことができます。ご興味がおありの方は、どうぞご来館時、またはお電話(03-6418-4437)にて、お問い合わせくださいませ。
美しい舞台装飾や衣裳に非日常を感じたり、ダンサーの動きからパワーをもらえたり。舞台観賞は本当に贅沢なひとときです。
ご一緒に楽しみましょう♪
MBMA事務局(スタジオWebサイト:https://mbma.jp/)