☆ 回転系集中講座第2弾♪
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局 藤井です。
お正月ムードから少しずつ日常へと戻りつつある今週ですが、ここにきて急に、冬らしい寒さとなりました。週末は雪がチラ付くかもしれないとか…☃
インフルエンザも全盛と報じられていますし、寒さで身体が温まりにくいためレッスン中の怪我も増える時期です。どうぞ皆様お身体大切にお過ごしいただき、少しでも調子が悪い時は無理をしないよう気を付けてくださいね。
2019年のお稽古始めを迎えて、それぞれ今年のレッスンの目標をお持ちだと思います。お声を聞いていると、やはり大人の方の苦手の筆頭は「回りもの」ですよね。子供の頃から感覚を養い長年の練習で習得する回転系のステップ…「大人で得意になんてなれるの?」と思いがちですが、得意になるかどうかはともかく、身体のコントロールは物理的な要素も大きいのでちゃんと法則が存在し、それを知っていてやるか、闇雲にやるかでは全然違うのは言うまでもないでしょう。
昨年9月から12月まで4回のシリーズで行ったMAISON DE BALLET BASICSの「基礎レベルの回転系集中講座」。第一弾はピルエット・アンドゥオールでした。
第二弾として、今月から3回シリーズで、「ピケターン(アンデダン)」と「ピケストゥニュー」の集中講座を行います。
「ピケターン(アンデダン)」とは、いわゆるセンターで出てくる「ピケターン」で、タンジュに出した進行方向の脚を軸にして床に突き刺す(ピケ)ように立ち、同時に動脚を素早く軸足に対してルティレ(パッセ)の形に入れ、アンデダン(内回り)に回ります。
今回は出てきませんが、これに対して「ピケターン(アンドゥオール)」ももちろんあり、こちらは進行方向の脚をトンベに出し、後の脚を5番のピケに引き寄せる(軸脚になる)と同時にトンベした脚を素早く軸足に対してルティレ(パッセ)の形に入れ、アンドゥオール(外回り)に回ります。こちらは「レーム・ダック(足の不自由なアヒル)」とも呼ばれ、そちらの方がパの名前として分かりやすいかもしれませんね。
初級・中級など少しレベルアップしたクラスになると、センターの通過でピケ・アンデダンとピケ・アンドゥオールが組み合わせて出てきたりしますよ♪
もう一つのお題、「ピケ・ストゥニュー」は、クラスではよく「ストゥニュー」と呼んでいるパのことです。最初は、右足前5番のクロワゼから左足をプリエしながら右足を横のタンジュに出して、左足を素早く右足の前の5番ススに重ね(この時逆向きのクロワゼ)、振り返りながら軸を右から左に変え、右足前の5番ススの形まで3/4回転する、というものから習うと思います。
単純なようで、回りながら軸が変わる、という点がとても難しいパです。もちろん色々とヴァリエーションがあって、回転の連続に組み込まれていたり、少しジャンプするように行ったり、前ではなく後ろ5番に入れて行うもの(逆回転)もあります。
いずれも「軸」「プリエ」「顔を付ける」などがキーワードであるのは、ピルエットと変わりありません。色々な回転を学ぶうちに、総合的に回る感覚も養われてくることと思います!
それでは、詳細です♪
MAISON DE BALLET BASICS 基礎レベルの回転系集中講座 第2弾「ピケターン(アンデダン)」「ピケ・ストゥニュー」(全3回) |
|
バレエのお稽古でぶつかる壁のひとつ、「回転」を伴うパやアンシェヌマン。 |
|
内 容 |
「ピケターン(アンデダン)」「ピケストゥニュー」に必要な基礎訓練をバーからセンターまで行っていきます。 <第1回>ピケターン |
講 師 |
横山 薫 先生 (牧阿佐美バレヱ団) |
定 員 |
各回25名程度 |
対 象 |
基礎レベル程度以上の方で、「ピケターン(アンデダン)」「ピケストゥニュー」の基本をきちんと学び、正確に回れることを目指したい方 (バー・レッスンを含みます) |
受講料 |
(単 発) 会員様 2,600円/ビジター様 3,500円 |
ご予約 |
ご来館時、お電話(03-6418-4437)またはWebサイト予約にてお申込みください。 |
詳細は、当スタジオWEBサイトのこちらのページ、またはこちらのご案内(PDFファイル)もご覧下さい。
ご来館を心よりお待ち申し上げております☆
MBMA事務局(スタジオWebサイト:https://mbma.jp/)