☆ 牧阿佐美バレヱ団6月公演「リーズの結婚」のご案内/「NHKバレエの饗宴」明日Eテレで放映されます♪
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局 藤井です。
今週水曜日、中野の牧阿佐美バレヱ団スタジオにおいて、来る6月公演「リーズの結婚」のリハーサル見学会が行われました。
見学会はスポンサー企業向けのもので、バレエをあまり観たことのない方にも普段どのようなことをしているか知っていただけるよう、レッスンのダイジェスト版に始まり、現在行っている「リーズの結婚」から一部を抜粋して、リハーサルの様子を披露していただきました。
以下、リハーサルの様子をお写真にてお伝えできればと思います(バレヱ団からお借りした写真が含まれています)。
<牧阿佐美先生ご挨拶>
<主役 中川郁さん/菊地研さんと8ガールズ(友人たち)の踊り>
<アラン役 細野生さんの演技>
<ウィーン国立劇場バレエ団 ジャン先生による指導の様子>
<見学会後の懇親会にて、ダンサー自己紹介>
このような感じで、色々な方に公演の魅力を紹介されていました。
特に、今回ウィーン国立バレエ団からいらしているジャン=クリストフ・ルサージュ先生がリハーサルの間中細かな演技指導をされていて、お写真では伝えきれていませんが、ダンサーの方は何度も同じ個所をやり直しながら作品の解釈を深められていました。
では、公演情報です♪
「リーズの結婚」は、1789年にフランスで発表されたバレエ作品「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(La Fille mal gardée)の邦題で、「ジゼル」と並ぶ最古のバレエ作品とされています。白鳥の湖よりも、実に100年以上前に作られたとは驚きですよね。コメディタッチの、とても明るい作品です。
現在上演されているもののなかではフレデリック・アシュトン版が有名で、全世界で演じられていますが、実は日本では、牧阿佐美バレヱ団しか上演の権利を持っていないため、このバレエ団でしか観ることができません。
~あらすじ~
舞台はフランスの田舎。農家を営む未亡人のシモーヌは、一人娘のリーズを大切に育てています。
リーズにはコーラスという農夫の恋人がいて、結婚を夢見ていますが、シモーヌはリーズを、裕福な農場主トーマスの息子であるアランに嫁がせたいと考えているため、二人の仲をたびたび邪魔します。
一方で、何かやらかしては皆をあきれさせる、ちょっと気弱なアラン。リーズもアランをからかいながら、人々の助けを借りてコーラスとの愛を深めていき、最後には母シモーヌに結婚を認めさせてしまいます。のどかな田園地方を舞台としたハッピーなストーリーには、めんどり、おんどりのダンスや木靴の踊り、リボンを使った華麗なパ・ド・ドゥなど、みどころが凝縮されています。
息子との結婚を破談にされカンカンに怒った父トーマスに無理やり手を引かれて帰ってしまったアランは、リーズとコーラスの結婚の祝福のために人がいなくなったリーズの家にそっと戻ってきて、きょろきょろと辺りを見回します。リーズを探しに来たのかと思いきや、部屋の隅にお気に入りの赤い傘を見つけると、それを嬉しそうに手に持って帰っていくのです。なんとなく切ないような、ホッコリするアランの人柄も魅力のひとつですね!
今回の主要キャストのご紹介です。
6月8日(土)15:00 |
6月9日(日)14:30 |
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リーズ |
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コーラス |
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アラン |
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シモーヌ |
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指 揮 |
ウォルフガング・ハインツ(シュツットガルト・バレエ団指揮者) |
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演 奏 |
東京オーケストラMIRAI |
主役リーズの青山季可さん、中川郁さん、コーラス役の清瀧千晴さん、菊地研さんとも、前回2015年上演のときと同じキャスティングですので、安定した踊りを見せて下さることと思いますが、今回はウィーン国立バレエ団のジャン=クリストフ・ルサージュ先生のご指導の下、イチから振りを見直しているとのことで、それは素晴らしい機会ながら、ダンサーの方にとっては(一度身体に入った振りの解釈やタイミングが変わったりする部分もあり)、主役に限らずこの作品の経験者であるからこその大変さもあるのだとか。。。でも、ブラッシュアップされた「リーズの結婚」がどんなものになるのか、見逃せないですよね!!
そして、忘れてはならないのが母シモーヌ。アシュトン版では伝統的に男性によって演じられますが、牧阿佐美バレヱ団では、メゾンの土曜日のクラスでも大人気の保坂アントン慶先生の十八番です!有名な木靴の踊りの巧妙なステップや、演技力に是非ご注目いただきたいと思います。
大変盛りだくさんな内容の記事になりましたが、最後に、公演の概要をお伝えいたします。
タイトル |
リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~La Fille mal gardée(全幕) |
演出・振付 |
サー・フレデリック・アシュトン |
原作 |
ジャン・ドーベルヴァル |
作曲 |
フェルディナン・エロール |
編曲 |
ジョン・ランチベリー |
装置・衣装デザイン |
オズバート・ランカスター |
振付指導 |
ジャン=クリストフ・ルサージュ(ウィーン国立バレエ団教師) |
作品概要 |
英国流の上質なユーモアで、のどかな田園の恋愛騒動を描く「リーズの結婚」は、1960年に英国ロイヤル・バレエ団で初演されるとたちまちロングランを重ねた人気の作品。日本では1991年に初めて牧阿佐美バレヱ団のレパートリーに加わりました。ニワトリたちが見事なステップを披露する踊りに客席は沸き、すぐにバレエの敷居の高いイメージが一新するでしょう。温かい幸福感に包まれ、いつまでも心に響く美しいメロディー。アイデアに富んだ驚きの演出。バレエだからこそ伝えられる感動が詰まった作品です。 |
日 時 |
2019年 <全2回公演>上演時間約2時間(休憩含む) |
会 場 |
文京シビックホール 大ホール |
指 揮 |
デヴィッド・ガルフォース |
演 奏 |
東京ニューシティ管弦楽団 |
総監督 |
三谷恭三 |
演出・振付 |
サー・フレデリック・アシュトン |
原 作 |
ジャン・ドーベルヴァル |
作 曲 |
フェルディナン・エロール |
編 曲 |
ジョン・ランチベリー |
料 金 |
S席10,800円、A席8,000円、B席5,000円 チケットについての詳細、お取扱いについては、チケットご購入のページへ>> |
主 催 |
一般財団法人 牧阿佐美バレヱ団 |
共 催 |
文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー) |
後 援 |
一般社団法人日本バレエ団連盟 |
メゾンでもすべての席種、チケットをお取扱いしており、ご優待価格で手配させていただくことができます。ご興味がおありの方は、どうぞご来館時、またはお電話(03-6418-4437)にて、お問い合わせくださいませ。
美しい舞台装飾や衣裳に非日常を感じたり、ダンサーの動きからパワーをもらえたり。舞台観賞は本当に贅沢なひとときです。
そして、もう一つのお知らせですが、去る4月6日にNHKホールで行われました「NHKバレエの饗宴2019」が、明日5月19日(日)21:00より、Eテレで放映されます。
牧阿佐美バレヱ団は「ドン・キホーテ」3幕の抜粋を演じました。
詳細は下記をご覧ください。
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0327701/index.html
そしてメゾンでは明日、特別なイベントを行います!
先日のブログでお伝えしました、高濃度酸素オイル「O2クラフト」を実際にたっぷりお試しいただける、無料体験会です。
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MBMA事務局
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