福井 美弥子 (Mineko FUKUI)
東京都杉並区出身。8歳よりバレエを始める。牧阿佐美、川口ゆり子、今村博明、テリー・ウェストモーランドに師事。1969年に橘バレヱ学校に入学、在学中に《パ・ド・カトル》《ぺザント》《黒鳥》《海賊》等のパ・ド・ドゥを踊ったほか、牧阿佐美バレヱ団の《くるみ割り人形》にクララ、葦笛、花のワルツで出演。 日本ジュニア・バレエ第10回公演の《バッロ・デッラ・レジーナ》(橘秋帆振付)で主演。 1983年に橘バレヱ学校卒業、牧阿佐美バレヱ団に入団。1984年に歌舞伎を題材とした創作バレエ《恋の絲》に「お三輪」で主演。1985年《眠れる森の美女》、《くるみ割り人形》の雪の女王、1986年《白鳥の湖》でオデット=オディールを好演した。その他、《コッペリア》《ライモンダ》《ジゼル》「パ・ド・フィアンセ」等を踊る。 繊細なキャラクターの持ち主で、師の牧阿佐美氏により「日本人には珍しい透明感のある踊り手」と評された。 |