坂西 麻美 (Mami SAKANISHI)
長野バレエを経て、1981年AMステューデンツ第4期生および日本ジュニアバレヱに選抜され、牧阿佐美に師事。翌82年橘バレヱ学校に入学、豊川美恵子らに師事。84年香港ユース国際ダンス・フェスティバル、86年第1回青山バレエフェスティバル、87年第4回日本バレエフェスティバルに出演。88年、橘バレヱ学校を卒業と同時に牧阿佐美バレヱ団に入団。翌89年牧阿佐美バレヱ団公演「くるみ割り人形」で金平糖の精を踊って主役デビューを果たし、以降同バレヱ団のほぼすべての公演に出演、重要な役柄を数多く務める。主なレパートリーとしては「白鳥の湖」(4羽 の白鳥、パ・ド・トロワ、スパニッシュ、王妃)、「くるみ割り人形」(雪の女王、スパニッシュ、アラブ、シュタールバウム夫人)、「眠れる森の美女」(リ ラの精、王妃)、「ドン・キホーテ」(森の女王、踊り子、メルセデス、ボレロ)、「三銃士」(アンヌ王妃)などのほか、R.プティ振付「デューク・エリントン・バレエ」「ノートルダム・ド・パリ」などがある。1997年秋、新国立劇場開場記念公演「眠れる森の美女」でリラの精および王妃を務めた。1985年全国舞踊コンクール・ジュニアの部1位、文部大臣奨励賞を受賞。