☆ 「バー・レッスン」の重要性を見直してみませんか?
皆様こんばんは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局です。
プロフェッショナルでもアマチュアでも、クラシック・バレエのクラスでは世界共通必ず最初に行うバー・レッスン。その意味や重要性について考えたことはありますか?
クラシック・バレエの最終形が「舞台(またはセンター)で踊ること」であるなら、バーにつかまっている間はそれに向けて身体を準備したり、訓練したりするための時間です。
バレエ以外のジャンルのダンスでは、バー・レッスンなどせずにセンターで踊ることから入る方が一般的なことからも、クラシック・バレエの特殊性が窺えますが、バー・レッスンが必要なのは、on pointeというごく狭い範囲でもブレることなく立たなければならない性質上、よりしっかりとした軸を作る必要があり、その強い軸のためには、アン・ドゥオールや脚/足裏の強さ、引き上げ等に裏付けられた安定性を伴わなければならず、それを前提として適切に重心を乗せ替えていく技術が求められるからで、これらを突然センター・ワークだけで身に着けるのはとても難しいからです。
バーがあることによって半身(軸側)が安定するので、その安定感をしっかりと形状記憶しながら、動かしている部分のコントロールを身体に落とし込んでいくことができます。
身体のコンディションや重心は日によっても違うため毎回確認する必要があり、正しい軸が作れなかった日はセンターでのパフォーマンスが落ちるので、バーにつかまれている間にそうした確認が行わなければなりません。
そんな深いバー・レッスンですが、実際に行っているときは、その時に付けられる振りの順番も覚えながらなので、なかなか忙しくて細かいところを忘れてしまったりしますよね!
そのため、このたびメゾンでは、「バー・レッスンの極意」と銘打って、とにかくベーシックな内容で、頭の先から足裏まですべての正しいポジション、正しい使い方、正しい動き、正しい意識の置き方を知って、踊りにリンクさせていただく講座を開催いたします!
担当されますのは、牧阿佐美バレヱ団で活躍中の尾形結実先生です。ご自身の踊りについても他の人(生徒さん含め)の動きについても常に分析的な視点で捉え、それを言葉にして伝えるのがとても得意な先生です。感覚でしか理解できないようなこともきちんと説明していただけるので、大人の生徒さんには大変分かり易いレッスンとなるでしょう。
複雑な動きは取り入れないうえ、各回20名限定で120分と濃い内容になりますので、「いっぱい動いてスッキリした~☆」という趣旨のクラスではありません。「バー・レッスンへの取り組み方を真剣に見直したい方のみ」ご参加くださいませ。以下、詳細です!
日曜特別クラス 「バー・レッスンの極意 ~バーで行う動き一つ一つの意味を丁寧に解釈し、体の感覚につなげてみましょう~」
日 時: |
2017年7月23日(日) / 9月10日(日) 各11:30-13:30(2回とも同様の内容となります) |
内 容: |
クラス・レッスンにおける基本的なバー・レッスンの流れにしたがってひとつひとつ、どこに意識を置きながら動くべきか、目指す形のためにどの筋肉を使うか、それが実際の踊りのどの部分に立つか、など細かい解説と注意を交えながら進め、それを活かすよう気を付けながら最後にセンターワークで確認していきます。 |
対 象: |
基礎レベル程度以上の方で、バー・レッスンの意味と踊りへの活かし方を重点的に学びたい方 |
講 師: |
尾形 結実(牧阿佐美バレヱ団) <講師からのメッセージ> |
定 員: |
できるだけお一人お一人に注意をしながらクラスを進めるため、各回20名限定とさせていただきます。 |
受講料: |
(会員様) 3,300円/(ビジター様) 4,500円 |
お申込: |
ご来館時、お電話(03-6418-4437)またはWebサイト予約にてお申込みください。 恐れ入りますが、当日キャンセルの場合はご受講料の100パーセントを申し受けます。 |
詳細は、こちらのページおよびこちらのご案内(PDFファイル)もご覧ください☆
なお、本日現在、第1回目(7/23開催)については18名のご予約をいただいており、残席2となっております。Webサイト予約の場合、残席がなくなりますと予約に進めなくなります。キャンセル待ちをされたい場合は、お手数ですが、ご来館時またはお電話(03-6418-4437)にてお申し付けください。キャンセルが出ましたら、順番にご案内を差し上げます。
真剣にバレエの上達を目指される皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております!
MBMA事務局(スタジオWebサイト:https://mbma.jp/)